担当者の声(企画担当)

この企画はいつ頃からスタートしましたか

診療予約というアイデア段階では会社設立当初からです。「Dr.Net 予約くん」の開発にあたって、「入院くん」のノウハウを継承していますが、その「入院くん」の開発が始まった2005年の段階で、予約くんで使われている「入院くんアーキテクチャ」と呼ばれる部分は固まっています。

「Dr.Net 予約くん」としてプロジェクトが動き出したのは2008年に入ってからです。

企画はどのように進められたのでしょうか

まず、ベースにもなっている「入院くん」を運用する中で得られたノウハウがありましたので、そこで発生していた問題点の改善、「Dr.Net 予約くん」だからこそ起こりうる問題の洗い出しから始めました。

また、営業チームが医師の先生方,医療事務の方から伺ってきた、我々の知らない医療の現場での慣習や業務内容などから、診療予約において必要とされる情報、そうでない情報の線引きを行い、診療予約の流れを決めていきました。

そうして輪郭が見えてきた段階で、開発チームに診療予約のイメージと、どのようにその診療予約を医院様側が扱うかを伝え、動き出してもらいました。

その後はさらに営業チームから得られる現場の声を開発チームに機能提案として伝えたり、逆に開発チームから上がってくる機能提案を要望などと照らし合わせて吟味したりしています。

なぜ医療系のサービスを立ち上げようと思ったのですか

弊社を支えてくださる方、応援してくださる方の中に医療に携わる方が多く、その方たちから現状の医療におけるITのお話を聞く伺うなかで、我々ができること、我々だからこそできることがあるという確信を持ったからです。

IT化が遅れていると言われる医療の世界では、未だに「ITは使いにくのに値段が高い」というイメージを持たれることが多いようで、そんなイメージを払拭し、IT本来の便利な道具という部分を実感していただきたい、そしてそれにより、より質の高い医療を患者さまに対して行っていただきたいという願いがありました。

既存で似たようなサービスが他にありますが,Dr.Net 予約くんは差別化できると思いましたか

十分に対抗できるサービスだと思っています。

今回、「Dr.Net 予約くん」を始めるに当たって、いくつか他社さんのサービスを拝見しましたが、わかりやすさと使いやすさの点ではどこにも負けない自負があります。

われわれの業界の発想では、機能はとにかく高性能、どんなことでもできるというサービスを提供してしまいがちですが、結果的にそれが操作の煩雑化、複雑化を引き起こし、ユーザを選ぶサービスになってしまう恐れがあります。

だからこそ「Dr.Net 予約くん」では「あったらいいな」という機能は極力抑え、「これだけあれば十分」という機能を搭載しています。

また、費用の面でも、システムがシンプルなので、メンテナンスが行いやすいということもあり、導入がしやすい価格設定を実現できました。

企画立案当初からのコンセプトがあれば教えてください

先にも触れた「入院くんアーキテクチャ」の話にもなってしまいますが、医療の現場はとにかく多忙であり、その中で使っていただくサービスにはわかりやすさと簡単さが求められるということです。

そのようなことを踏まえ、既存のWebアプリケーションの発想ではなく、必要最低限の機能しか搭載しないというため、マニュアルを読まなくても行いたい操作が実現可能というコンセプトになりました。

また、診療予約をされる患者さま側においても、幅広い年齢の方が使うツールという意味で、コンセプトモデルとして考えていたのは銀行などのATMや新幹線の自動券売機です。


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